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30歳のときに椎名林檎の「月に負け犬」を卒業した話



「好きな人や物が多過ぎて 見放されてしまいそうだ」

って歌詞からはじまる椎名林檎の「月に負け犬」って曲が大好きなんです。

高2のときに地元ではじめて観た椎名林檎のライブが「月に負け犬」からはじまった思い出の曲だっていうのと、歌詞が好きだから。


この曲が好きなひとって、冒頭の1節が大好きだと思うんす。
大好きというか、激しく共感するっていうか。

僕もそうなんですけど、この曲を聞いていらい10数年間・・・

「好きな人やものが多すぎると見放されちゃうよなぁ」 
「好きな人やものが多すぎると見放されちゃうんだなぁ」 

って思って過ごしてきたんですね。
なんとなく説得力あるじゃないですか。

子供のころから大好きな友達とかオモチャとかゲームとか場所とかたくさんあったんで、見放されるってコトバの怖さと強さにとらわれてしまって。

でも、30歳でフリーになったときに僕に声をかけてくれたりお手伝いさせてもらってるものは、好きな人やもの経由。いろんなことに「大好き!」って言ってた結果なんだなと思ったときに、見放されてないってことにも気づけて。むしろ、好きの結果が今だと。

それで、なんかこの一節から卒業できたんだなぁって思った。

っても、今もこの曲大好きで聴いてるし

明日 くたばるかも知れない
だから今すぐ振り絞る
只 伝わるものならば 僕に後悔はない 

 って歌詞は大好き♪

ほいじゃったら。 

メモ:昼間の番組はファーストフードと、作ってる人と消費する人の違い


メモってたまに見返すと色んな気づきをくれますよね!

コンニショワー、砂流(@nagare0313)です☆

『対談 「笑い」の構造』、『対談「笑い」の解体』って本を知ってますか?
1980年とか1990年くらいに、山藤 章二さんという方がタモリさんや糸井重里さん、横沢彪さん、高田文夫さんなどなどの天才・奇才・粋人・麗人と、「笑い」について対談する本です。

対談 「笑い」の構造 (講談社文庫)

対談 「笑い」の構造 (講談社文庫)

  • 作者:山藤 章二
  • 出版社:講談社
  • 発売日: 1991-05

 

この本がかなり古い本ではあるんですが、今に繋がることが多くて面白いんですよ!

タモリさんなんて 笑っていいとも! が始まる前に対談してるんですけど、お昼の番組についてこんなことを言っています。

昼間の番組はファーストフードだと思うんだよね。

なんでハンバーガーとかフライドチキンといったものがあんなに売れ続けてるのかっていうのを考えると、あれは決してうまくないですよね。ちゃんとした所でカシワのカラ揚げを食やァもっとうまい。

でもファーストフードも極端にまずいなんちゅうこともないですよね。くり返しに耐えるっていうのは結局、薄味じゃねぇかと思うんだよね。濃厚で強烈な味はうまいとは思うけど、毎日は絶対くえないですからね。


これが 笑っていいとも! の前の発言だと思うとなんか感慨深いですね。

んで、本のメモのなかでどなたが言っていたかは忘れたのですが、こんなことをおっしゃっていて。

大新聞と称するものを一生懸命見て、とくにあそこから何か得ようとして見てるのは、ものをつくって与える人が見てるっていうんですよ。例えばそれこそ雑誌をつくるひとも会社で何かつくるひとも、自動販売機に缶を詰め入れるひとも。

ところが、自動販売機にお金カチャーンと入れて呑むだけのひとはあんまり見てねぇんじゃないかと思うんだ、大新聞は。むしろ、スポーツ新聞とかね。


作ってる人と消費する人の違い。1980年代のインタビューだから新聞の話だけどほかの媒体に置き換えれると思うし構造はかわってないなぁと思った。

こんな感じでお笑いについてや、色んな考察や気付きがあって読んでて楽しい本なので気になった方は読んでみては。

もう中古しかなくて最安1円から購入できますよ!


対談 「笑い」の構造 (講談社文庫)

対談 「笑い」の構造 (講談社文庫)

  • 作者:山藤 章二
  • 出版社:講談社
  • 発売日: 1991-05


ほいじゃったら。

台湾で日本食を食べたくなったら新光三越。丸亀製麺と富士そばのコラボ技も可能!



コンニショワー☆

海外にいるときに日本食が食べくなることってありますよね?

そんなときは現地のことがふんだんに書いてあるブログとか漁るわけですが、台湾(台北)だったらここいきゃ大丈夫って場所があります。

その場所は「新光三越」。
 


ここの地下にはこれでもかってくらい日本食のフードコートがあります。
 


富士そば、丸亀製麺、ラーメン花月、大戸屋などなど日本で知った名前のチェーン店がめちゃくちゃあるんです。 なぜか無印まで。

フードコートはこんな感じ。かなり綺麗です。




たくさんの日本食がありますが、オススメは富士そばと丸亀製麺!





この2つのお店をうまく組み合わせることで日本でもなかなかできない贅沢な食べものが作れます。

まず、丸亀製麺でうどんではなく、揚げ物を買います。 コロッケ、天ぷら、かき揚げなどなどから好きなものをチョイスしてください。


そしたら、富士そばでお蕎麦を頼みます。
 

値段はどちらも日本とそんな変わらないイメージ。

丸亀製麺と富士そばを合体させたのがこちら!贅沢なコラボレーションの出来上がり!
 

この方法を編み出したタクヤさんはコロッケと海老天の蕎麦にしていました!






 

地図はこちら。



1階にLINEのお店があるのが目印です!

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台湾で日本食が食べたくなったらぜひ☆

ほいじゃったら〜♪

 

PCショップなのにガンプラ売ったりイケると思った商品が全く売れなくて中古ショップに売った経験があるから成長できた



本社が仕入れをすべてやるか店舗ごとに仕入れの権限を持たすかって永遠のテーマですよね。

コンニショワー、砂流(@nagare0313)です。

少し前に10年前に働いていた秋葉原のPCショップ時代の人間で集まって飲んだんですね。
店長と店長代理(僕)と、当時のアルバイト二人。

今その会社に残っているのはアルバイトから社員になった1人だけで、今の状況や当時の話で盛り上がったんですが、今当時に比べて調子良くないし人も育ってないそうで。あくまで噂ですけどね。それで、原因のひとつらしいのが本社が仕入れの権限の多くを持ってること。あくまで噂ですけどね。

そりゃあ、店舗が本社に言われるままの商品しか売れないんだったら人なんて育つわけないよなぁ。だってもうそれって小売りじゃなくて作業じゃん、と思うわけで。
 
僕が働いていた当時は店舗からも直で仕入れができてて、パソコンに関係あるモノないモノたくさん仕入れてました。当時23歳か24歳の小売り未経験者が仕入れる商品なんで成功もあれば、大失敗もたくさんしました。

例えば、ガンプラ。卸売業者のページ見てたらなぜか「グフ」と「リックドム」のガンプラがあって、仕入れ値見たらくっそ安くて勢いで20個くらい仕入れました。ヨドバシとかラオックスの値段より安く売ってもじゅうぶんすぎる利益になるって表面上の理由と、自分のお店でガンプラ売れるとかなんかカッコいいじゃんって理由で。

社員にプラモ作りの職人がいたんで業務としてグフを組み立ててもらって、そのグフを展示にして山積みで売ったら直ぐに完売。展示としても面白いんでしばらく定番商品みたいに置いてました。これは成功例。

大失敗したのは、無名なメーカーの当時としては高性能だったメディアプレイヤー。仕入れ値が安かったんで勢いで100個発注したけど、もうほんとに全く売れなくて。普通に売れたのはたぶん10個くらい。値下げしても売れなくて赤字で売っても売れなくて在庫もずっと抱えられないので、自分でちょっとずつ買っては中古ショップに売りにいって責任とりました。

こういうの繰り返していくと、小売り感が身につくんですよね。自分で仕入れているんで責任ももちろんあるし、売れていくことが何より嬉しいので売る方法を本気で考える。それに、卸売業者やメーカーとの取引から交渉することも覚えるし、「本社の仕入れがクソなせいで売れない!」みたいな文句が言えなくなるのも大きい。

当時も他の店舗では「◯◯の在庫があったら売れたのに、◯◯がこないから売れない」って言ってる社員多かったけど、うちの店はアルバイトでも卸売業者とかメーカーに電話して在庫確認やってもらってたので直接交渉で競合含めて他より多く在庫がまわってきてたと思います。


店舗ごとに裁量権持ってたらリスク大きいのは重々承知してるけど、パソコンショップみたいな「今日はどんな商品(パーツとか)入荷してるんだろう?」ってワクワク感が大事なところで、お店ごとの個性出せないんだったら残念だなぁ。とちょっぴり思った。

ほいじゃったら〜。
 

豊臣秀吉の生誕480年の今年こそ司馬遼太郎の「太閤記」をビジネスやコミュニケーション術が詰まった実践書として読んだほうがいい


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2016年って、豊臣秀吉の生誕480年なんだって。


コンニショワー、砂流(@nagare0313)です。

2016年は「申年」。豊臣秀吉と言えば「サル」。
それでもって、豊臣秀吉の生誕480年。
生誕480年って、8度目の還暦になるらしく今年は縁起がいい年なんだそうです。

これだけ豊臣秀吉推しな2016年の読書にオススメなのが司馬遼太郎「太閤記」。

新史 太閤記(上)(新潮文庫)[Kindle版]

新史 太閤記(上)(新潮文庫)[Kindle版]

  • 作者:司馬 遼太郎
  • 出版社:新潮社
  • 発売日: 2015-03-20


■他に類を見ない超実践型の参考書

豊臣秀吉の一生を綴った小説(天下統一まで。朝鮮出兵はナシ)なんじゃけど、秀吉の成り上がりがすごすぎて、商売のノウハウや上司との付き合い方、交渉術、発想法などなどが詰まった超実践型の本として仕上がっています。それを、退屈なビジネス文書ではなく小説として面白く読めるっていう特典付き。

読んでいくと、至るところにビジネスや人生のヒントになりそうな言葉が転がっています。何個かピックアップして紹介します。

・ビジネスや商売に対する考え方


我ら奉公人は、旦那に得をさせるためにある。旦那にはいちずに儲けさせよ。 奉公を商う。使われているのではなく、一個の独立した人間として自覚を持ち、奉公というのを請け負っている。されば松下屋敷の経費は出来るだけ縮め、主人に得をさせるのが自分の器量であり、誇りである


信長から禄という資本(もとで)を借り、その資本によって信長に儲けさせ、そのことのみを考えつづけた。 信長との主従の経済関係の形

ほどなく山陽山陰道を切り取ってみせます。しかしご恩賞などは要りませぬ。そのかわり九州攻めをおおせつけくださりませ。やがて九州は鎮定つかまりましょう。すべて上様の御威光でございますからご恩賞は要りませぬ。ご恩賞のかわりに九州を一年だけ支配させていただき、その米の収穫を兵糧とし、上様の公達お一人を奉じ、朝鮮大明に攻め入らせてくださりませ。大明を上様のご領地として、それがしは朝鮮を治めさせて頂きとうございます。--省略-- 信長の懐は一切痛まない。ない領地をとって金にするから。


褒められた時に、普段は言えないことを失言もあえていい、こういう目があることを気付かせる


・戦略や戦術について

秀吉の合戦は、敵を見たときにはもはや合戦のほとんどがおわっていた。あとは勝つだけであった。戦とは、そうあらねばならぬ。そう思っている。
戦は勝つべき態勢をつくりあげることであった。味方を殖やし、敵の加担者を減らし、戦場に集結する人数は敵の倍以上ということを目標としていた。合戦のもつ投機性を減らし、奇蹟を信じず、物理的にかならず勝つ態勢へもりあげてゆく。
かならず勝つ、という態勢ができてからはじめて戦をする。戦とは、それをはじめる前にすでに勝ってなければならぬ。 

秀吉は鳥取城を落とす時に、白兵戦ではなく、部下に商人のふりをさせ東北が飢餓なのでこの土地の二倍で米を買うと米を買い占めうえさせた。
二万人で包囲戦をする間に、商人を呼び二万人の客がいるから、芸ごとなどもやり、飽きないようにした。敵城のまわりにそれよりもさらに大きな城をつくり、その中に敵城をすっぽりと入れてしまう。敵城を巨大な牢のなかに入れてしまうようなもよであった。鱶が小魚を呑むのに似ていた。小魚は鱶の胃のなかで強烈な胃液に侵され、骨まで溶かされてしまう。これは城攻めの概念ではない。

・発想について

発想点の置き場所の違いが他のひとからみた時の意表となる。
日本中のあらゆる武士の発想点とは違う場所に我が身をおいた

秀吉の発想は、つねに個人のごく個人的な武辺、武略というものをあまり重くみず、その者の置かれている状勢を重くみようとする

世間がどう思うかを常に気にした手をうつ。
人質が欲しいわけではない、あの武将が人質を差し出したという事実が世間に広まることが重要である

こんな感じ。
こういうハッとなったり考えさせられることが至るところに散りばめられてます。商売もやって、信長って気難しい上司と付き合い、最後は天下を統一する。この一生が参考にならないわけです!

僕自身、秋葉原のパソコンショップのお店運営しとるときとか、メーカーの宣伝・広報をやってたときは豊臣秀吉の考え方や発想をかなり参考にしました。

「太閤記」は上下巻あって少しボリュームがあるけど、年始にどんなビジネス書を読むより自分の視界を広げてくれる1冊になると思います。歴史の勉強にもなるし、今年だからこその縁もあるし。

「三国志」とかもそうだけど、歴史小説って到底自分じゃ体験できないことを疑似体験できるし参考や指針になること多くていいよなぁ。

ほいじゃったら〜! 

新史 太閤記(上)(新潮文庫)[Kindle版]

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  • 作者:司馬 遼太郎
  • 出版社:新潮社
  • 発売日: 2015-03-20


新史 太閤記(下)(新潮文庫)[Kindle版]

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  • 作者:司馬 遼太郎
  • 出版社:新潮社
  • 発売日: 2015-03-20
元エイサーの宣伝 広報です。ゲリラPR活動家。ゲーム実況番組「スーパーピコピコクラブ」(#スーピコ)のメインMC。商店街バンドの広報。攻殻機動隊 REALIZE PROJECT 編集長。広報会議で連載とかしらべぇで編集とライターとかいろんな媒体で記事も書いてます
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